スノボにハマること間違いなし!
もはやこれはスノボをするためのゲー…ムではない。
しかし、抗えない中毒性があるのも事実。
派生作品が次々と生まれ、現在もフルリメイクシリーズも展開されているのに、いまさら遊ぶ意味はあるのか?
…ありすぎる。
もはやオリジナル版でしか摂取できない栄養が詰まっている。
※重大なネタバレはしません。
高い人気を誇るまさに不朽の名作【ファイナルファンタジー7(FF7)】。
リメイクシリーズを遊んだ貴方や、これから遊ぶ貴方にこそ遊んでほしい。
リメイクシリーズにはない『やり込み要素』、物語の核心やFF7の真髄を体験できる。
【発売】
1997年1月31日、PlayStation
【プラットフォーム】
PlayStation4/Nintendo Switch/Xbox One/iOS/Android
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いま遊ぶべき理由・リメイク版との違い
リメイクシリーズはオリジナル版に概ね忠実だが、“フィーラー”と呼ばれる存在によって新たな展開を見せている。
オリジナル版を知っている前提の演出も多いため、オリジナル版を体験しておくことでリメイクシリーズの味わいが何倍にも跳ね上がるのだ。
さらに、なんといってもオリジナル版でしか味わえない要素は見逃せない。
オリジナル版のみ!リメイクでは味わえないやり込み要素
リメイクシリーズもサブクエなどのやり込み要素はあるが、個人的には作業的に感じるものが多かった。
★オリジナル版のやり込み要素
- キャラクターレベルとリミットレベルをカンスト
- 最強武器を装備
- 多々あるイベントで高得点を叩き出す
- 『海チョコボ』を生み出す
- 『マスターマテリア』を生み出す
- スノーボード
このいくつかの中でも、特に『海チョコボ』『マスターマテリア』『スノボ』のやりがいはひとしお。
この3つこそが、オリジナル版“最大のやり込み要素”といっても過言ではない。
本編を忘れるほど沼るスノボ
スノボはまだリメイクシリーズでは遊べない。
今後解禁されるかもしれないが、とりあえずオリジナル版のスノボはかなり楽しい。
ストーリーで強制的にスノボする場面もあるが、ギルさえあればゴールドソーサーで遊び放題。
いつでも遊べるように“ゴールドソーサー専用のセーブデータ”を作った人も多いのでは?
Gバイクや潜水艦などほかのミニゲームもおもしろくはあるけど、中でもスノボは中毒性が強い。
まんまとハマり込んで時間を溶かし、次になにをするのか・どこに行くのかがわからなくなり、そこでやめてしまった人もいるとかいないとか。
お世話の末にやっと爆誕!海チョコボ
評価の高いチョコボを育成。
↓
オスとメスをカップリング。
↓
山、川、山川チョコボを生み出す。
そうしていよいよ『海チョコボ』誕生。
こう見ると単純そうだが、チョコボのランクはF~SSまであり、高ランクのチョコボはそう簡単には捕獲できない。
さらに、カップリングさせるまでのチョコボの育成(ランク上げ)も必要だし、カップリングに使う実を入手しなければならない。
海チョコボが生まれると、ハイウインド(飛空艇)ですら行けない場所を含め、マップ上のどこにでも移動可能となる。
『最強の召喚獣』をはじめとする強力なアイテムを入手するためにも、絶対に生み出したいロマンの塊だ。
本編よりも時間がかかる!?根気が試されるマスターマテリア
まほう・コマンド・しょうかんマテリアのレベルを最大(MASTER)まで育て上げ、コスモキャニオンのヒュージマテリアに触れる。
まほうを育て上げれば『マスターまほう』
コマンドを育て上げれば『マスターコマンド』
しょうかんを育て上げれば『マスターしょうかん』
そしてさらに、なにもかもが詰まった“マスターマテリア”ができあがる!…と記憶していたが、そんな夢のようなマテリアはなかった。
しかし!この3つのマスターマテリアにも十分すぎるほどの夢が詰まっている。
ひとつ装備するだけで、まほう・コマンド・しょうかんのいずれかをすべてが使用可能。
ひとりに3つ装備させてしまえば、それこそすべてが使用可能。
ロマンしかない。
これもまた簡単に説明したが、実際にはかなりの根気が必要。
なぜなら、ひとつマスターマテリアを生み出しても量産ができない。
すべてのマテリアのレベルをカンストさせ、ヒュージマテリアに触れてひとつの『マスター〇〇』と交換の際にカンストしたマテリアは消滅。
また生み出すには、いちからの作業が必要。
しかもまず、奪還しそこねたヒュージマテリアがあると、作ることさえできない。
こういったやりがいは、オリジナル版にしかない。
タイミングを逃すと仲間にならないキャラクター
リメイクシリーズでは自動的に仲間になったが、オリジナル版では知らないと会うことすらできないキャラクターが2人もいる。
存在すら知らずにクリアした人もいるほど。
さらに無事に遭遇できても、仲間にするには会話イベントで正解を選ばないといけない。
選択肢を間違えると、また眠ったり逃げられたりギルをとられたり…。
いまでは攻略サイトがいくらでもあるため、簡単に仲間にすることができるだろう。
当時は自力で彼らに出会えたときの驚きと喜びがあった。
オリジナル版ならではの粋な演出である。
【FF7】はなぜ今も愛されるのか?
オリジナル版は当時、多くのプレイヤーに衝撃を与えた。
ドット絵から3Dポリゴンに進化したグラフィック。
ブレない一貫したキャラクターたち。
そして、深い物語。
“星の命を削るエネルギー依存”という環境問題やアイデンティティの崩壊など、大人向けのテーマが扱われている。
こういった普遍的なテーマや完成度の高いキャラクターが、国や世代を超えて多くの共感を得ているのだ。
FFはシリーズを通して人気が高いが、FF7はゲーム史に革命を起こした一作と言っても過言ではないかもしれない。
それだけ多くの人に衝撃を与え、時代を超えても深く記憶に刻まれ続けていることが『愛される理由』ではないだろうか。
キャラクターの完成度
キャラクターそれぞれが重い過去や譲れない想いを抱えているが、特に注目すべきは主人公であるクラウド。
彼は、これまでにいなかったタイプのキャラクターだ。
登場時はクールな元ソルジャーという印象だが、物語の進行とともにクラウドの言動には“綻び”が生じ始める。
この“綻び”によるクラウドへの違和感の正体が明かされたとき、FF史上初の“精神的な脆さや未熟さを抱えた主人公”が誕生した。
憧れとコンプレックスを抱くクラウドにはとても人間味が感じられて、個人的には大好物。
さらに、宿敵セフィロス。
完璧な英雄として君臨するセフィロスはクラウドの憧れの存在であり、自身のトラウマそのものでもある。
セフィロスとの対峙を通して、クラウドの葛藤はより鮮明になっていく。
まったくの対極に思える2人だが、“歪み”を抱えている点では共通している。
セフィロスは、クラウドとは違った形でそれを体現する存在でもあるのだ。
このキャラクターたちの人間味の濃いドラマが、本作の深みをより一層引き立てる。
FF7、最大のテーマ
『星と命の循環』
キーとなるのは、星の命“ライフストリーム”と白魔法“ホーリー”。
オリジナル版で描かれる『忘らるる都』での出来事は、命が星へと還り巡っていくことを示す重要な意味を持っている。
ここでクラウドは再起するのだ。
また、エンディングはプレイヤーの解釈に委ねる手法がとられている。
意味がわからなかった方も多いのでは…。
…私はわからなかった。
しかし、この意味がわかったとき、この壮大なテーマが完成する。
愛ゆえに、何度でも遊びたい
FF7は私のRPGデビュー作であり、思い入れも深い。
物語の理解どころか連結したマテリア穴の意味すら理解していなかった。
『ケアル(回復魔法)』と『ブリザド(攻撃魔法)』を入れるなどという1ミリも意味のないことをしていた。
※本来は『ケアル(魔法)』+『全体化(効果範囲)』などを入れ、効率的に使うものである。
さらには迷子にもなった。
次にやることが会話の中にサラッと表示されるだけであり、画面上に目的地アイコンやナビもない。
セリフを読み飛ばすとわからなくなるのだ。
そもそも東西南北すら理解していなかったのでそれ以前の問題…。
そんな私でも何度か遊ぶうちに、当時わからなかったことがちょっとずつ理解できるようになっていった。
マテリア穴の使い方はもちろん、ストーリーや戦術を考える楽しさなどにも気づき、すっかりハマった。
現在はiPhoneにアプリをインストール(有料)し、海チョコボを生み出すまでいった。
なかなか評価の高いチョコボが捕まらなかったり、オスとメスが揃わなかったりしたが、海チョコボが生まれた瞬間の達成感は格別。
次は、マスターマテリアを生み出すことを目指そうと思っている。
いまなら攻略は検索し放題。
だから、困り果てることはないだろう。
FF7:派生作品(ストーリー時系列)
FF7は、【クライシス コア ファイナルファンタジー7】や【ファイナルファンタジー7 アドベントチルドレン】など、多くの派生作品が多数発売されている。
実際に触れた2作【クライシスコア】と【アドベントチルドレン】ついて
【クライシスコア】
作中ではもう回想でしか登場しないザックスが主人公。
メインは寄り道のない一本道だが、ミッションなどのやり込み要素がある。
オリジナルよりも後に作られていながらも、完成度が高いストーリーだ。
クラウドのキャラがいったいなんなのか、根元がわかる。
【アドベントチルドレン】
本編の“その後”を描いた映像作品。
グラフィックはキレイ……
なんだけど、戦闘で傷どころか汚れひとつ付かないというどうでもいいことが気になった。
だが、それを凌駕するくらいに動きが大きく速く、抜群にかっこいい。
FF7をプレイしたならきっと楽しめる映画だろう。
どんなデータも試し放題「小ネタ」
1997年12月23日に発売された【チョコボの不思議なダンジョン】。
これの初回特典として付属されていた“不思議なデータディスク”には、やりたい放題なデータが揃っている。
公式チートなみの禁断の(?)果実である。
- 全キャラのレベルが最初から99(最強装備&レベル4リミット技習得済み)
- マテリア・重要アイテムがすべてコンプリート状態
- チョコボを全種所持
- ゴールドソーサーのデートイベントを全員分鑑賞できるデータ
まさにチート級最恐データが詰まっているのだ。
序盤のボスなんかは、一発殴れば終了。
まっとうに習得しようとすると、とんでもない労力が必要なエアリスの究極リミット『大いなる福音』と、最強召喚獣『ナイツオブラウンド』も難なく見放題。
労力いらずでなんでも試し放題すぎて笑える。
ポリゴンについていける?合う人・合わない人
★こんな人に合うかも!
- 達成感のあるやり込み要素を楽しみたい
- オリジナル版のストーリーを把握したい
- 当時ならではのコマンド選択バトルを楽しみたい
★こんな人には合わないかも…
- 当時のポリゴングラフィックが受け付けない
- コマンド選択だけのバトルが嫌
- 次にやることがわかりづらい作品は好きじゃない
『FF7(オリジナル版)』まとめ
そう、オリジナル版にはオリジナル版でしか味わえない要素が詰まっている。
リメイクシリーズはミニゲームやチョコボの仕様が別物に感じる部分もあるし、やり込み要素の種類も違う。
グラフィックは古いかもしれないが、それを補って余りある魅力が溢れている。
特にほら、本編を忘れてしまうほどの最高の沼にハマってほしい。




