いよいよ待望の『ゴールドソーサー デートイベント』の時がきた。
目当てのあの子や野郎とのデートを存分に堪能。
世界が一気に広がり、ついにちょっとそうじゃない感が否めないチョコボも解禁。
そのほか『新社長就任祝賀パレード』や、おもしろくもあり拷問でもあるミニゲームの数々により85時間プレイできた。
貴方はこの鬼のようなミニゲームを受け入れられる?
※重大なネタバレなし。
FF7 リメイクの続編のため、前作をプレイ済みのほうが楽しめる。
- ストーリー重視なら前作から
- ミニゲームや世界観を楽しみたいなら本作から
FF7 リメイクの“運命”を知っていると、今回(FF7 リバース)の“分岐”への衝撃が深まる。
なので、ストーリーを楽しみたい場合はFF7 リメイクのストーリー把握を推奨。
オープンワールド感が強まり、探索するおもしろさが増えた【ファイナルファンタジー7 リバース(FF7 リバース)】は、FF7 リメイクの続き、ミッドガルを脱出したところから忘らるる都までのストーリーで構成されている。
【発売】
2024年2月29日
【プラットフォーム】
PlayStation5
※難易度にプラスしてバトルモードも選択可能となり、自身に合った組み合わせで楽しめる。
なお、難易度・バトルモードはいつでも変更可能。
FF7 リバースの『シド』
本作の『シド』は、ハイウインドのパイロットでお馴染みのシド。
だが、プレイアブルキャラクターにはならない。
本編ではただいるだけの専属パイロットである。
▶関連記事:初代、ここでしか味わえないやり込み要素とスノボ!【FF7 オリジナル版】のネタバレなし感想は、こちら。
▶関連記事:前作、決められた運命に抗う!【ファイナルファンタジー7 リメイク】のネタバレなし感想は、こちら。
シド!デート!チョコボ!解禁要素が盛りだくさん
前作の暗いステージから抜け出し、解放感が溢れるワールドマップへやってきた。
追加キャラクター。
ゴールドソーサー『デートイベント』。
オリジナルとは仕様が変わった“チョコボ”たち。
FF7 リメイクから登場した運命を維持する存在、“フィーラー(運命の番人)”がストーリー重視派の鍵を握る。
運命の番人“フィーラー”と『運命の分岐』
リメイクシリーズはもともとの運命(オリジナル版のストーリー)を知っている前提で描かれている。
FF7 リメイクでは、“フィーラー”が守ろうとする運命に抗った。
FF7 リバースはその運命の先。
数ある『世界(想い)の交錯』が描かれる。
最大のポイントは『運命の分岐』。
FF7 リバースの1番の見どころは、オリジナルで多くの人が衝撃を受けた『忘らるる都』で発生するイベントだと思っている。
だが、実際そこまで到達すると、見どころであると同時にちょっともったいないことになっているとも思った。
なぜなら、そのときに生じる分岐によってなにが起きているのかわかりにくいのだ。
オリジナル版をプレイ済みの場合は、“取り返しのつかない喪失感”が薄れてしまうのではないか。
オリジナル版を未プレイの場合は、“あの衝撃”自体を味わうことができないのではないか…。
実際私はオリジナル版をプレイ済みだが、一瞬「?」ってなった。
運命が分岐したことで、クラウドの世界線だけがほかの仲間とズレているのだ。
みんな同じ体験をしながらも、それぞれが“違う結末”を認識している状態である。
このイベントで『未来が1つではない可能性』を示唆するような、非常に曖昧ともとれる演出だったため、FF7 リメイクを遊んでいないと理解しづらいかもしれない。
【ストーリーをもっと楽しむために】
- 【FF7 リメイク】のストーリーを把握する
- 【オリジナル版】のストーリーを把握する
これで、リメイクシリーズを100%楽しめるはず!
プレイアブルキャラクターの増加
FF7 リメイクから楽しみにしていた、イリーナとシドにやっと会えた。
そしてレッドXIIIがプレイアブルキャラクターになり、ヴィンセント、ユフィも加わり賑やかになった。
主に賑やかなのは、ユフィとバレットだが…。
操作できるキャラクターが増えたことで、戦術の幅が広がる。
が、ヴィンセントとシドがプレイアブルキャラクターにはならない。
ただ一緒にいるだけである。
…キャラクターといえば、キリエとかいう個人的にすごくいらないキャラクターが、もはや賑やかを通り越してイラついてくる。
なぜ彼女を追加したのか…謎でしかない。
ウソップになるレッドXIII
登場時から低く渋い声を発しているレッドXIII。
声優は、
- ゲーム【グランディア】のラップ
- アニメ【ONE PIECE】のウソップ
- アニメ【らんま1/2】の乱馬
- ゲーム【ディシディア FF】のジタン(FF9)
などを演じる、山口勝平さん。
FF7 リバースには、コスモキャニオンに行くシナリオも含まれている。
予想はしていたが、高いトーンで話し始めるレッドXIIIがすごくウソップだった。
ウソップよりさらに声が高めだったが、使い分けがすごい。
コスモキャニオン以降、戦闘中は声が高かったり低かったりと大混乱を極める。
さらに、レッドXIIIもチョコボにまたがって乗るのがシュールすぎてツボ。
待望のゴールドソーサー!誰とデートする?
待望のゴールドソーサーに到着。
ここでの目玉は、なんといっても『デートイベント』だろう。
私はティファとデートした。
クリア後は自分で好感度を調整可能で、チャプターセレクトから全員分のデートが観られる。
野郎だらけのデートがおもしろすぎた。
オリジナル版に近い演出でありながらも、好感度によってさらに……
自身の目で確かめてほしい。
オリジナルとは違う多様なチョコボたち
オリジナル版にいた川チョコボ・山川チョコボがいなくて、森チョコボ・空チョコボに変更。
さらに、エリアごとに乗れるチョコボが決まっている。
しかも、どこでも自由に乗ることができない。
オリジナル版とは仕様が随分変わってしまい、個人的には全部のチョコボにちょっとそうじゃない感が…。
しかし、名前の通り、その特性を活かされたチョコボたちとなっている。
| チョコボの種類 | 能力 |
|---|---|
| 通常チョコボ | より速く移動できる『猛ダッシュ』 |
| 山チョコボ | 強い爪を活かした『崖の登り降り』 ※壁画が描かれている崖のみ |
| 森チョコボ | 巨大キノコを使って『大ジャンプ』 |
| 空チョコボ | 高所からの『滑空飛行』 |
| 海チョコボ | 水面を移動する『チョコボジェット』 |
オリジナル版とは違うけれど、リメイクシリーズならではのチョコボたちに会える。
グラフィックの向上により、ものすごく可愛いし。
海チョコボが1番自由度が高かったように思う。
ここはやっぱり、オリジナル版でも万能だった“海チョコボ”を受け継いでいるのだろうか。
水がある場所限定だが、細い川でも水の上ならとりあえず飛んでいられるため、他のチョコボよりも万能感があった。
サブクエスト・ミニゲームの嵐
ストーリーも楽しめるが、膨大なミニゲームに圧倒される。
正直な意見として、FF7 リバースは全体的にミニゲームゲーと化していたように思う。
白髪が増えそうなミニゲームからハマるミニゲームまで。
しかし結局のところ、イラッとしても達成できたら満足感があった。
チョコボ捕獲ゲームやFF7 リメイクの“女装ドレス”同様に、水着を入手するためのゲームなど…
豊富すぎるくらいミニゲームやサブクエストが存在する。
私は、サブクエストの類はコンプリートを目指すのだが、残念ながら無理だった。
終盤、ゴールドソーサーのミニゲームでミスなく満点を取らないとクリアできないクエストが発生して諦めた。
無理。
本編をクリアするだけならすべてを制覇する必要はない。
だが、本編をクリアするために“強制的にやらされるミニゲーム”も多い。
ミニゲームが好きではない場合、発狂してしまうかもしれない。
もっとも印象に残っている2つを紹介。
カエル
入るだけでトードがかかり、カエルに変身するエリアがある。
そこでカエルのまま、時間経過と共に回転が速くなる棒を避けつつ、崩れる床を見極めて落ちないように、どれだけ塔の上に滞在できるかを計るミニゲームで遊べる。
意外と難しくて意地になること間違いなし?
何度かチャレンジしてなんとか1分は越えられたが、それ以上は無理だった。
落ちていくときのカエルの顔が虚無すぎて笑える。
キャラクター全員がカエルになるのだが、キャラクターごとのアクセントが残っている。
バスターソード、スカート、サングラス、リボンなど。
レッドXIIIの尻尾にあたる部分がちゃんと光っている。
可愛い。
カエルのミニゲームに一緒にハマっていた私の息子が、このカエルにどハマり。
「商品化されたらいいのに!」と強く希望している。
確かにカエルはグッズになっていないようだ。
これはガチャガチャとかで発売されれば完売間違いなし。
コンプリートしたいに決まっている。
ので、スクエニ様…お願い。
短気すぎるオーディン
エンシェントマターのクエストで、召喚獣2体ずつと戦闘が発生する。
初戦で勝利したため、余裕をこいていたらアレクサンダーとオーディンのコンビで敗北を喫した。
アレクサンダーの攻撃は避けやすいからまだいい……
が、ちょっとしたらオーディンが無慈悲なる『斬鉄剣』で終わらせてくる。
…容赦がない。
もう少しくらい戦ってくれてもいいだろう。
ちょっと、どうやって勝てばいいのか理解する間もなく強制終了。
何度も何度も何度もコンティニューし、モーグリハウス(個人的に1番苦行だったサブクエ)よりもコンティニューし、やっとの思いで勝利を掴み取った。
オーディン、短気すぎない?
ザックスに報われてほしくなった話
FF7はヒロインが定まっていないため、世間ではヒロイン論争が巻き起こる作品である。
個人的には、ザックスを主人公とした『クライシスコア』とFF7 リバースをプレイした上で、ザックスのヒロインはやっぱりエアリスがいいなと思った。
届かない手紙を送り続けて、何年も待っていたエアリス。
手紙は受け取れなかったが、ずっとエアリスを想い続けているザックス。
オリジナル版では、ザックスはすでに故人で思い出の人のような存在である。
そこまで深掘りされたわけでもないし、クライシスコアのストーリーは後付けだ。
それでも、エピソードが少し追加された【オリジナル:インターナショナル版】では、ザックスがゴンガガの両親に「ガールフレンドができた」と手紙を送っている。
クライシスコアだけでもかなりザックスに感情移入するが、FF7 リバースで感情移入に追い打ちをかけるかのような演出の数々。
こんなの観たら、これでクラウドのヒロインがエアリスだと言われたらザックスが可哀想すぎるだろう。
オリジナル版では見られない、FF7 リバースならではの演出が効きすぎていた。
分岐についていける?合う人・合わない人
★こんな人に合うかも!
- 前作のファイナルファンタジー7 リメイクを遊んだ
- 寄り道や探索が好き
- クエスト・ミニゲームが苦にならない
★こんな人には合わないかも…
- 強制的に発生するミニゲームが苦手
- 1本道でテンポよく進むゲームが好き
- やっぱり思い出はそのままにしたい
『FF7 リバース』まとめ
本作は待ちに待って予約購入を果たした。
PS4版も発売したらよかったのに、PS5をお持ちでFF7 リメイクもプレイしたならば、【ファイナルファンタジー7 リバース】の世界にも身を投じてほしい。
ストーリーの展開に納得ができるか。
作業的なミニゲーム達を楽しめるかどうか。
この2点が評価を大きく分ける作品だと思う。
こんなにミニゲームがあるのに、スノボがなかった。
……まだアイシクルエリアに行っていない。
次作で登場……するかな!?
でもやっぱりそれ以上に、オリジナル版を知っていてもどうなるか予想がつかない展開に、もう最終作が待ちきれない。
あ、ただ、FF7 リバースの最終チャプターも、1度のセーブチャンスを逃すともうエンディングまで突っ走らねばならない怒涛のチャプターとなっていた。
時間に余裕をもってプレイしてほしいとともに、最終作も怒涛の予感しかしない。




